第14回 全国「道の駅」シンポジウムin留萌に、参加。

2026年10月3日(土)に開催された“第14回 全国「道の駅」シンポジウムin留萌”に参加してきました。全国大会に参加するのは初めてでした。前日に札幌に入り、北海道庁、札幌市役所、札幌市観光協会、北海道観光機構を訪問させて貰い、翌朝からレンタカーを借りて、車で2時間少々。今年、2026年春、JR留萌本線は全線廃線となり、現在は高速バス便となっており、北海道中央バスの「高速るもい号」か、沿岸バスの「特急ましけ号」が定期運行して、所要時間は3時間ほどとのこと。



今回は会場に行く前に「道の駅るもい」に寄ろうかと、レンタカーにしたのにも関わらず、会場到着がギリギリとなり、せっかくの「道の駅」に、各地の「道の駅」が集合するというイベントを観ることができなくて、残念だった。来年は余裕を持って行動したい。

初参加の全国「道の駅」シンポジウムは厳かに行われ、テーマは、当然、「道の駅第3ステージ」に関して。講演とパネルディスカッションが行われた。

これまでの第1、第2の流れを簡単に解説すると、「道の駅」事業は、1993年に始まった。
最初は、一般道の道路利用者の休憩・観光情報の提供の場として。雑に言ってしまうとトイレ休憩所の『第1ステージ』、2013年からは地域の特産品や観光資源を活かした「道の駅」を目的地に来てもらおうと「道の駅」そのものの魅力づくりに発展させたのが『第2ステージ』。確かに、旅の途中のトイレ休憩も兼ねるけど、この辺に「道の駅」ないかな?と探して、わざわざ行ってしまう。「道の駅」を目的とするのが『第2ステージ』。
そして、2020年から掲げられたのが『第3ステージ』で、道の駅単体の集客にとどまらず、地域全体との連携によって、地方創生や観光振興、防災などを担う拠点へ進化させようとしている。
これについては、Japanfit-Tourismで積極的にご支援したいところ。
そもそも、このインバウンド対応の観光情報プラットフォームの構想は、2016年に遡る。その頃、既にモックアップまで作り、当時の全国道の駅連絡会会長の遠野市で、市長にお招きいただき、お試しワークショップを開催。道の駅管理者や商工会、観光協会の方々に、拙いモックアップを使ってもらって感想を聞いた。予想以上にとても好評価を頂いて、その時の意見交換を参考に開発を進めた経緯がある。途中、コロナ禍などもあり、開発は中断もしたが、現在のJapanfit-Tourismも「道の駅」での利用の利便性が根幹にあって、システムの設計思想になっている。
だから、どうも「道の駅」での幅広い利用には強い思いを抱いてしまう。
「道の駅」の第3ステージ、道の駅から地域観光へ。
解説サイトの中にも、「道の駅」第3ステージ活用法の専用ページを設けた。
ここでは地域協働でのモール機能の使い方を推奨しているが、それよりも、投稿サイトの記事作成画面でQRコードが発行できる機能などは、シンプルにおすすめだ。インバウンドのお客様が増えていく中、これを使えば、ご当地のおすすめ商品を多言語で解説してくれる。
QRコードを商品やPOPに貼ってもらえれば、外国人のお客様の、
「What’s this?」
「這是什麼?」
「이게 뭐예요?」に、
スタッフもオロオロせずに「Kore Mite ☞」で、対応できちゃうし、同時に世界へのご当地の特産品情報の発信もできてしまうのだから、ぜひぜひ活用して頂きたいと思います。
- 記事作成のQRコードの発行機能の解説はこちら↓
防災拠点についても、外国人観光客への緊急通報をどうするか、結構問題となっているので、とりあえず、直ぐにでも、これを使って多言語で誘導できるようにしとくのも手じゃないか。
無料だし。
- 緊急・注意情報機能の解説はこちら↓
次回、第15回の開催会場は、広島県の竹原市。平井明道市長がバトンタッチの挨拶を行い、シンポジウムは閉会。

シンポジウム会場では、顔見知りもほとんどおらず、留萌市の市議さんなど、簡単な名刺交換くらいしかできなかったが、その後は留萌の町に繰り出し、地域のお店を梯子してインバウンド状況などを伺った。地方の有名観光地でもない町にも、結構、外国人観光客が増えているという実感。

夜は、全国道の駅連絡会の現会長、徳島県美波町の影治信良町長と居酒屋で意見交換。
道の駅第3ステージを、どうやって地域観光と結びつけるか。 官民連携の重要性を考える。
翌、10月4日(日)「道の駅るもい」を見学。
昨日の「道の駅」in「道の駅」は、すっかり綺麗に片付いていて、余韻もなかった。

建物は3棟に分かれていて、真ん中の棟は子どもの屋内遊戯施設となっていた。
新しい棟には、飲食スペースやレンタル自転車や有人の観光案内所も入っていた。

和歌山県から来たという“たねなし柿”の直売所が特設されていた。毎年とのこと。

こういうところ、地域間連携が「道の駅」らしくて、いいよね。